今年度より、調布市商工会青年部第20代部長に就任致しました菊池剛です。
 長きに渡り、多くの諸先輩方より受け継がれてきた調布市商工会青年部部長の任を、第20代という節目の年に仰せつかりましたことを心より感謝申し上げます。
 歴史ある調布市商工会青年部の部長として、その名に恥じぬようその責任を自覚するとともに、精一杯務めさせていただく所存でございますので、1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、本年度のスローガンでございますが、「助け愛」を掲げさせていただきました。
 長きに渡りコロナ禍が続き、以前と同じような日常が戻ってくるにはまだまだ時間がかかるかもしれません。
 このような情勢下で必要なことは、人々がお互いに思いやりをもち、助け合って生きていくことだと考えます。
 組織や自己の利益のためだけに行動するのではなく、私たちが暮らすまちのため、地域のため、そして共に闘っている仲間のために愛をもって助け合うことができる組織でありたいという思いからこのスローガンを掲げさせていただきました。

 私たち商工会青年部は、それぞれが生業の傍ら時間を作り、地域振興発展や福祉の増進などを目的とし、自分たちが生活するまちのために活動する団体です。
 一緒に活動している皆様の中にも、コロナ禍に苦しんでいる方はたくさんいらっしゃると思います。
 しかしながら私は、様々な制限を余儀なくされる昨今の厳しい状況下においても、今自分たちにできることは何かを常に考え続け、その活動を止めることなく走り続けることが大切だと思っています。
 止まることは簡単かもしれませんが、この活動を続けることが自己成長だけではなく、私たちの生活する環境やまちの未来が少しでも良くなることに繋がると思っているからです。
 もちろん無理をする必要はありませんし、だからこそ「助け愛」の精神が必要だと考えています。
 この青年部には、そのような精神をもって頑張っている仲間がたくさんいますし、諸先輩方が作り上げてきた土壌もあります。
 ひとりひとりができることには限りがありますが、みんなが思いやりをもって助け合い、協力し合うことで相乗効果を生み出し、その力は何倍にも膨れ上がります。
 そんな仲間たちと「助け愛」ながら、より良いまちづくりに繋がる事業を行なっていくことを目標に、部長として1年間走り続ける所存でございます。

 愛をもって調布市商工会青年部という組織のため、調布のまちのため、商工業発展のために貢献できるよう邁進して参りますので、部員の皆様におかれましては変わらぬご尽力をいただけますようお願い申し上げ、部長挨拶に代えさせていただきます。

2022年4月吉日
調布市商工会青年部
第20代部長 菊池 剛